男の子用赤ちゃん服その2
男の子用赤ちゃん服について、HPでもメールでも色々と反響がありましたので、ちょっと付け足しです。
親しくしている友人ロレア(Lorea)より、彼女のお姉さんが子供に着せたという洋服や靴をいくつか貸してもらいました。
この友人夫婦のアルバロ(Álvaro)とロレア(Lorea)は、私達が日本で披露宴をした時にもスペインから参加してくれたカップルです。日本での披露宴を本当に楽しんでくれ、それからもピクニックや誕生会、ブランチ等で一緒に時間を過ごしています。かおりに対しても本当に優しく、TOUSのおしゃぶりホルダーもこの人達からのいただきものでした。
スペインで子供服や靴の貸し借りが一般的かというと必ずしもそんなことはなく、お下がりをいただくことは度々あっても、このカップル以外から「貸してもらう」ということは今の所ありません。今回は、ロレアから、「私の姉がいくつか持っている赤ちゃん用の服や靴があるから、シンプルなものだけど健斗にどう?」と聞かれ、それは嬉しいということで、貸してもらうことになりました。
赤ちゃんには可愛い服や靴を着せたいというのはどの親も考えること。でも、スペインには可愛い洋服や靴が沢山あっても、気に入るものはかなり値段もはることが多いのです。でも、品質が良くて上品な洋服を着せたいとは思っても、すぐ成長する赤ちゃんに40ユーロ以上する革の靴や100ユーロ以上する洋服をいくつも買い与えるのももったいないですよね。時には私達親の服より高い赤ちゃん服。可愛くても、本当に必要な物だけを吟味して・・・と思っていると、無難な物や実利的な物にばかり落ち着いてしまいます。とは言っても、赤ちゃんの時期なんて本当に短いので、あまり切り詰めることもしたくないし・・・。そんな時に、趣味の良いロレアのお姉さんの持っているお洋服を借りれるということで、本当に嬉しく思いました。
貸してもらった服は4点。仕立てもとても良く、上品で、暑い夏を乗り切るのに良さそうな洋服もありました。さらに、革でできた素敵な靴も3足あり、色々な洋服と合わせることができそうで、これまた有り難いです。
最近はマドリッドの気温は40度を超えることも多く、久々に子供二人とバスでパパのお迎えに行き、近くの公園でひとしきり遊んだ後、一緒にアイスを食べて帰るということをしました。健斗に借りた洋服を着せて靴を履かせてみると、ちょうどピッタリ。さらに、ロンドンに住む友人の知子さんからいただいたお洒落なよだれかけを付け、40度の猛暑も何のその、皆でえいやと出かけてきました。
夫を待っている間は暑さとの闘いでしたが、かおりも公園で楽しく遊んでくれ、その後皆でアイスを食べて帰宅しました。こんな些細なことですが、仕事を急いで切り上げて家に帰り、子供二人を連れてバスで移動し、娘が行きたいと言っていたアイスクリーム屋さんに行き、家族全員で金曜日の午後を一緒に過ごす・・・ということを終えて、何とも言えない充実感を感じながら帰宅しました。
借りた洋服は、既に使ってあったとは思えない程きれいで、丁寧にアイロンがけがされていました。靴も、素敵なサテンの布の袋に入れられていて、ロレアのお姉さんがとても大切にしている物だということが分かりました。そういう人達から信頼して貸してもらえたことも嬉しく感じています。大切に使わせてもらい、健斗が大きくなってお返しする時には、ロレアのお姉さんのお子さんに何か可愛らしい物をプレゼントしたいなと考えています。