出産祝
子供が生まれてから、色々な人から出産祝いをいただきました。中には、子供が生まれる前から色々なプレゼントを日本から送って下さった人達もいて、本当に感謝で一杯でした。2011年(卯年)誕生にちなんだ着物を着た可愛らしいウサギの置物、娘の誕生を祝う為の有田焼のビールジョッキ、トトロのぬいぐるみ&DVDセット、娘の部屋に飾る為のディズニーのパズルセット、新生児用の服、日本の美味しいお菓子・・・と、気がついたら我が家はプレゼントの品々でいっぱいになっていました。
出産から退院までの3日間、私たちの病室には本当に沢山の人が来てくれました。全部で30人位でしょうか。娘が思った以上に小さかった為、1ヶ月のベビー服は大きすぎるという話を聞いた友人グループは、新生児用の服一式をプレゼントに買って持って来てくれました。また、私がパジャマを準備する暇もなかったと知った会社の同僚からは、入院初日に可愛らしいパジャマ&部屋着が届けられました。その他、ベビー入浴用のタオルセット、手作りおにぎりとお味噌汁、美味しい箱詰めのチョコレート(合計5箱!)、植物、巨大なクマのぬいぐるみ、赤ちゃん用抱っこ紐 (baby carrier)・・・。改めて、皆の心遣いに感謝です。
退院時には、ちょうどお見舞いに来てくれた友人グループ10人が役割分担をして私たちの荷物を全て運んでくれ、私たちは娘と一緒に友人の車でゆっくり帰ることができました。その間にも、色々な人からお祝いのメッセージや電話を受け、賑やかな入院生活となりました。
日本の感覚からすると、入院中は家族だけでゆっくり休むのが普通なので、こんなに沢山の人がお見舞いに来たら大変だと思うのが一般的ではないでしょうか。私も、「出産直後の疲れ切った顔の時は、あまり人に会いたくないかも・・・。」と思っていました。ですが、出産直後に沢山の人から電話やメッセージをもらい、「もし無理でないなら是非一度お祝いしに行きたいんだけど。」と言われると、忙しい中かけつけてくれる人達の気持ちが嬉しくて、疲れも何も関係なくなっていました(笑)
退院当日から今週にかけても、我が家に何人ものお客さんがお祝いに来てくれました。夫と義母が色々段取りを整えてくれたので、部屋は快適で、おもてなしのお菓子やコーヒーも準備されていて用意万端。私は娘の世話に専念しつつ、お客さんとの時間を楽しむことができました。帰宅後にお客さんを迎えるのは、やはり家族の協力があってこそですね。
会社の中でも特に仲良くしている若者グループからは、「赤ちゃんや家族用じゃなくて、Harukiだけが使えるものにしたよ。」と、ボディショップの製品詰め合わせをもらいました。私が以前、「高校時代はボディショップのWhite Muskが好きだったんだ。懐かしいなぁ。」と匂いを嗅いでいたのを、同僚の一人が覚えていたようです。日本を離れて、この香水と15年ぶり(?)に再会するとは!娘の誕生と自分の高校時代が重なるような、不思議な感覚でした。