Haruki's way

〜スペイン・この不可思議な国〜

Da Vinci Code

観てきました、『ダビンチコード』。これはかなり評価が分かれる映画だと思います。日本では「ダビンチコード展」なるものが開かれたという話や映画館では長蛇の列という話を耳にしました。(こっちでは、入場10分前でチケット買えます。)

私は本を読んでからだったので、普通に「あ、本をうまく映画化したな。」と思いました。映画としては、見やすいけれど軽いタッチで、面白いけれど喉ごしが良すぎる感じでした。強いて言えば、Robert Langdon役のTom Hanksが、他の俳優ほど味がなくて、あまり印象に残らない感じですね。彼の作品は今までいろいろ見ていて、それぞれ彼の存在感が感じられたのに対し、今回はあまりにあっさりしている気がしましたね。(役柄上、アメリカ人はヨーロッパでは浮いてるべきなのかも?!)

スペインならではの面白かったことと言えば、映画自体はスペイン語吹き替えだったのですが、フランス人の会話はわざわざフランス語なまりのスペイン語にしていたこと。(アメリカ/イギリス人のスペイン語は訛りなし。普通はアメリカ人の方が訛ってるのに、どうして??)スペイン語で理解するのはそれなりに大変なのに、さらにフランス語なまりにされて、理解するのに一苦労でした。

本を読んだ人は、是非一度観てみることをお薦めします。読んでない人も楽しめると思いますが、ちょっと展開が早いかもしれないですね。

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4 Comments

  1. お〜、やっぱりスペイン語吹き替えなのね!
    理解するのが大変そう。。
    でも、面白そうね。

  2. >ミヨミヨ
    2月末に見た”El Jardinero Fiel”(原題は”The Constant Gardener”で、確か邦題は「ナイロビの蜂」)という映画は英語にスペイン語の字幕でしたよ。
    でも、途中の会話がドイツ語でスペイン語字幕になっていたので、悶死しました(笑)
    これはすごくシリアスなテーマだったけど、社会問題と恋愛が非常に良い感じで融合している映画でした。
    あと、風景や人々の様子等、イギリス/アフリカ好きにはたまらない作品かも。アフリカ系の静かな曲も良かったし、心に残る良いストーリーでした。お薦めです♪

  3. あ、本当?
    友達から「ナイロビの蜂」見に行こうよ!といわれて
    どうしようかなぁ。。と考えていたのだけど、
    お薦めなら見に行こうっと!

  4. すごく良かったですよ。人によっては結構重いと感じるかもしれませんが。
    映画監督のフェルナンド・メイレレスは、”Ciudad de Dios (「神の街」?邦題知りません)”という映画で一躍有名になったブラジルの人なんですが、その映画もすごく良いですよ。
    深刻な問題をリズム感あるブラジル音楽を使って軽妙に描いてる感じです。