Haruki's way

〜スペイン・この不可思議な国〜

餅つき大会

門松もちょっと西洋風?

門松もちょっと西洋風?

先週の日曜日に餅つき大会に行ってきました。この餅つき大会、毎年大使館が主催者となって行っているそうですが、毎年参加者が増え続け、今回はCasa de Mónicoと呼ばれるマドリッド郊外の歴史ある大きな建物で行われました。

 「久々にお餅にありつける」という考えしかなかった私・・・。善は急げと日本人の友達と一緒に地下鉄とバスを乗り継いで行ってきました。

バス停では思った以上にそのイベントに参加する人が多くてびっくり。中にはマンガオタクっぽい人もいれば、日本人のママにスペイン人のパパという家族もちらほら。(逆は少ないみたいです。)あとは、やけに日本語のうまいスペイン人。(なぜか男性が圧倒的に多い。)不思議なほど丁寧な日本語を話す人が多かったです。会場で「お餅をいただくにはどちらに行けばよろしいでしょうか?」といきなりスペイン男性に聞かれ、日本語の未来が明るいことを感じました(笑)

どこを見ても人、人、人。。。

どこを見ても人、人、人。。。

「餅つき大会」という名前だったものの、会場では色々な催しもやっていて、見ていて心が和みました。

でも、ちょっと何かが違うんです。「お正月の歌」を歌うスペイン人の子供達。途中から回転かけて踊っていました。「ソーラン節」のヒップホップ版。(それなりに上手でした。)壁には所狭しと書き初めが下がっているんですが、花より団子状態。。。(^^;)「お正月の遊び」の一環としての「じゃんけん大会」。福引き大会だけど、景品は「保存のきく豆腐1丁」とか「ハム一つ(スペイン風のブタの足一つ)」等々。何はともあれ、おもちはすごーく美味しかったです☆

私はきなことおろしのお餅と大福を頼みましたが、どれも本格的な味で感激!今まであまり日本人会とは関わりのなかった私ですが、異国の地で日本文化をこうして大切にし、その国の人達に喜んでもらえるようイベントを企画する、っていうのは素敵なことですね。

お餅はスペイン人の間でも大人気!

お餅はスペイン人の間でも大人気!

 あまりの人の多さに疲れてしまい、結局1時間半位で帰ったんですが、とても楽しい一時を過ごすことができました。ちなみに、その後は友達とカフェでいろいろ語り合い、日本の良さや日本とヨーロッパの男性の違いについて話し合い、大いに盛り上がりました。

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6 Comments

  1. 餅つき大会おもしろそうですね!
    日本でも餅つきイベントって盛り上がりますもんね
    回転かけて歌う「お正月」
    ヒップホップ「ソーラン節」
    皇居のお茶会に出ても通用する日本語
    真ん中の男性は、ハーフ(ダブル?)っぽいですよね。
    ところで、
    >日本人のママにスペイン人のパパという家族もちらほら。(逆は少ないです。
    というのは、やはり「恋愛に賭ける情熱の差」ってことでしょうか?
    Harukiセンセイの研究発表をお待ちします
    歯の工事も無事終了して良かったですね!
    ちょっと特別ですもの、歯の治療って
    具体的な治療方針や金額を言ってくださるって素晴らしい!
    これからは安心ですね!
    わたしの行ってたところは、
    エンドレス・ポチポチ治療で困りました。
    彼さま
    やご家族は、「お餅」はどうですか?
    我が家は、最近 朝食はお雑煮です

  2. プリンさん
    本当におもしろい会でしたよ。
    そして、大使館の人達って頑張っているんだなー・・・と実感。
    大使もハッピを着ていましたよ
    >>日本人のママにスペイン人のパパという家族もちらほら。(逆は少ないです。
    >というのは、やはり「恋愛に賭ける情熱の差」ってことでしょうか?
    うーん、これは難しいところですね。
    きっと、どの国でも理想の男性像/女性像というのがあって、日本女性の女性像は欧米の男性から好まれることが多いというのはあると思います。
    例えば、スペインの女性はしっかり家庭を切り盛りし、温かくてちょっと豪快な感じの人が多いですが、その反面感情の起伏が激しいですし、怒鳴るのが悪いことという考え方はありません。あと、ちょっと太りやすい??
    それに比べると、日本女性は平均的にスリムでお洒落で、やんわりと返すことが多く、しかし芯はしっかりしているので、それを好む男性が多いんだと思いますね。
    逆にこちらの女性にとっての理想の男性像は、いざという時には頼りになり、ある程度筋骨たくましく、そして女性をさり気なくエスコートしてあげられる人でしょうか。
    頼りになる日本人男性はいると思いますが、筋骨たくましい人は骨格的にそこまで多くないですし、女性を大切にする表現がちょっと少ないかも知れないですね。
    特に、愛情とまではいかなくても、大切にしているという表現をするのが苦手な傾向(特に友人や仕事の知り合いの前)が、こっちの女性には物足りないみたいです。
    そうそう、お餅はお正月に食べたんですが、美味しいとは言ってくれるものの、すき焼やちらし寿司程の絶大な人気を得るには至りませんでした
    (いなり寿司なんかは最後の1つを3人で分ける位なんですよ。)
    でも、競争相手が減ってこちらは安泰です(笑)

  3. ↑なるほどっ
    Harukiセンセイの鋭い観察&考察に膝を叩いています
    大和撫子ですね
    (七変化しちゃダメ

    筋肉質でなく、照れ屋さん。。。。
    >いなり寿司なんかは最後の1つを3人で分ける位なんですよ。
    ↑ウケましたわ〜〜〜
    いなり寿司って人気あるのに驚きました!寿司系って人気あるんですね!
    西洋人(と言うか、アジア人でない人)は、
    赤飯&アンコ系ダメじゃないでしょうか?虎屋がパリに進出した時は、びっくりしました。経営成り立ってるんでしょうか?それとすき焼は食べても、生卵は「サルモネラ菌がコワイ!」と言って絶対食べませんね。皆さん、生卵は召し上がりますか?

  4. プリンさん
    あとでさらに考えてみましたが、日本の方が国際結婚に対して両親が反対するケースが多いように思います。
    スペインでもあまり良い顔をしない人もいますが、理由の違いが面白いです。
    スペイン人:
    遠くに行くと子供に会えない→寂しくなる
    キリスト教徒以外は不安→他の宗教は「変」
    日本人:
    遠くに行くと子供が親に会えない→親不孝
    親の死に目に会えない→親不孝
    結婚相手に家に来られても何を話せばいいのか分からない
    日本人については日本人が一番良く分かる
    これも人夫々だと思いますが、皆のコメントを総合するとこんな感じです。
    日本のは客観的なようでいて、要はスペイン人と同じように寂しいけどそれを率直に言えない、っていうのがあるのかなと思いました。
    >西洋人(と言うか、アジア人でない人)は、 赤飯&アンコ系ダメじゃないでしょうか?
    こっちはマメを食べる習慣があるからでしょうか。
    敬遠されはしませんが、大好きという人はそこまでいませんねぇ。。。
    >皆さん、生卵は召し上がりますか?
    我が家ですき焼パーティーをした時は、食べた人が半数以上、手を付けなかった人が2人いました。
    そのつけない人というのは、やっぱりファッションとか健康とかに凝っている女性でしたね。この辺り、知識が邪魔をしてしまうんでしょうか(笑)

  5. いなり寿司は人気なんですね。
    先日友人が結婚する相手と会ったのですが、
    米国ニューメキシコ州の男性だったんですが、初アジアの日本に来て
    スーパーで買った、いなり寿司がやけに気に入ったようでした。
    薄くスライスした豆腐のフライを甘く煮込んだ物だと説明しときました。
    彼、お餅は試したのかな??
    ところで、写真の門松のちょっと洋風?なところが気に入ってしまいました。

  6. 鑢さん
    いなり寿司が好きな人たちって多いんですね!
    お醤油とちょっと甘さが入ったものって基本的に人気な気がします。
    でも高野豆腐はあまり好まれないみたい。。。
    この辺も国によって好みが違うのかも知れませんね。もうちょっと見てみます(^^)
    >ところで、写真の門松のちょっと洋風?なところが気に入ってしまいました。
    素敵ですよね。
    あの建物は素敵な洋館だったんですが、入り口の石の作りがまた日本の庭園を思わせるような感じがして、和洋折衷の良さを感じましたよ。
    お花屋さんでも微妙に和が入ったアレンジを見かけることもあって、その斬新なデザインに「スペインの花屋さんも進化してきたなー」と感無量になります