Haruki's way

〜スペイン・この不可思議な国〜

ボランティア


大学のゼミの後輩で、第一線のコンサルティング会社を一時休職してボランティアを始めた人がいます。私がゼミにいた時には直接の接点はなかった子ですが、彼女の経歴が面白かったので、何となく記憶に残っていました。そして、去年の秋に帰国した時に、お互いゼミのOGとして再会。今回、偶然そのボランティアについて書いてあるHPの紹介をもらったので、彼女の許可を得て掲載です。

彼女は中国人で、小さい頃は中国で育ち、その後日本で育ちました。 なので、中国語と日本語は完璧★ 東大に入って1年目でマサチューセッツ工科大学に合格し、大学を中退して渡米。工科大学を卒業後に帰国し、最近までビジネスコンサルティングの会社で働いていました。 とても優しくて笑顔の素敵な女性で、ソフトだけれど自分の考えをしっかり持っている凛とした人です。 

彼女は現在UNDP(国連開発計画)のインドネシア事務所で働いています。UNDPでは現在、Growing Sustainable Businessというユニットを通じて私企業の活動を支援しているそうで、彼女の仕事は、その一環としてヤマハ発動機が作っている浄水機をビジネス上持続可能な形で運営していくビジネスモデルを考える、というものだそうです。現場の人のコメント等、すごく面白いと思ったのでここで紹介です。

http://shanindonesia.blog94.fc2.com/ 

日本では色々な事件があったり嫌なニュースも聞くけれど、こういう優秀で優しい人達の話を聞くにつけ、日本も捨てたものではないなぁ、なんて思っちゃいます(^^)

あと、私の経験では、彼女のように高い教育を受け、その後第一線でバリバリ働いている人が「途上国の現場を見たい」ということはあまり聞いた事がなく、そういう意味でも彼女のオリジナリティと「現場主義」みたいなポジティブなものを感じました。これからも頑張ってほしいです☆

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4 Comments

  1. 身近な人の幸せだけでなく、わざわざ機会を作らなきゃ出会わない様な人たちの幸せ(というかそれ以前の生存条件の構築みたいなもの?)を考え、実現に協力できるって、すごいね。自分なんかは、同情くらいまではできても、それ以上踏み込むとこまで考えたこともない。ほんと、頑張って欲しい。会社で行われる募金に、今までよりは額を投じようかと、ちょっと思いました。

  2. 会社を休職してボランティア!
    すばらしいですね、熱さが伝わります。
    最近は大人になれない人たちの事件、ニュースばかり目立ちますが
    こいう方にもっとスポットをあててみんなで見習っていきたいものですね。
    まず「優しい気持ちをもつ」とか、できることから・・

  3. こんちゃん
    うん。しかも、実は勤めていた先がマッキンゼーなのだ。
    「そういう所にはエリートばかりがいて、現場の人とのつながりは少ないのでは?」っていう私の予想を、ある意味よい形で裏切ってくれました(笑)
    私も何らかの形でボランティアや募金、寄付に関わりたいと思ってます
    cottonちゃん
    いやいや、cottonちゃんもある日会社を辞めてデザインの道だから、それもすごいことだと思うよ〜☆
    日本の暗いニュースの後に、こういうボランテイアの話やオリンピックの話を聞いて、何だかちょっと幸せになった気がする

  4. MITを出て、
    そのままアメリカで暮さなかったんですね!
    世界的規模での勉強と就職では、
    Harikiさんと同じですね!
    夫は大学時代から重度心身障害者施設で泊り込みのボランティアをしていましたし、わたし自身も母親が障害者だったので、障害者自立の家に十年以上関係していましたので、「ボランティア」というと、そういう方面かと思っていましたが、なるほど!いろんなボランティアがあるんですね!世界的なボランティア活動ですね!