Haruki's way

〜スペイン・この不可思議な国〜

ビザ手続き

スペインのブティックで見つけた洋服。色と言い光の当たり方と言い、スペインっていう感じですね。

スペインのブティックで見つけた洋服。色と言い光の当たり方と言い、スペインっていう感じですね。

今日無事家族ビザの申請手続きが終わりました。前回の日記でも書いた通り、この家族ビザ(=滞在ビザ)は労働ビザの役割も兼ねているので、このビザが発行されれば晴れて仕事ができるようになるわけです。ここまでの道のりは長かったー。どこかの企業と面接があっても、「労働ビザないなら無理です」と言われるばかり。さらに、弁護士さんに「婚約制度で家族ビザ取れるから大丈夫!」と前々から言われ、その通りに日本でも書類を集めたら、実は婚約制度では不十分だということがわかったり。

そこから重い腰を上げて結婚を決め、日本の家族の協力を得て戸籍抄本を取得してもらい、さらにアポスティーユを外務省でつけてから送ってもらいました。それから書類をスペイン語に訳し、大使館に持って行ったりスペインの役所に持って行ったりしてlegalizationを終え、さらにスペインで必要な書類を同時並行で集め・・・なんてことをしていました。

同時に就職活動を続け、いくつかの会社からも採用をもらいましたが、最終的には長い間待ってくれる会社に決定。実のところ、内定は1月末にしていたのですが、結婚とビザの手続きに半年以上かかり、今も待ってもらっている状況です(^^;)

結婚して、それから結婚証書を準備して、今日ようやくビザ手続きまでたどり着きました。そのビザ手続きの予約さえ、実は3ヶ月前に1週間、朝から晩まで役所に電話をして取り付けたものなので、今回はミスをする訳にはいかず。今日は久々にちょっと緊張しちゃいました。でも、学生ビザの申請の時程審査が厳しくなく、結婚証書を見せたらすんなり進みました。やっぱりスペイン人との結婚は効果アリです(笑)というわけで、無事に手続きが終わってホッとしています。

今日はその後いつもの音楽図書館でピアノを弾き、幸せ気分で仕事をこなしました。あと、日本に帰る前に買い物も細々とやっています。ちなみに、日本で買う物のリストも作ってます(笑)

日本への帰国も近づき毎日やることが多いですが、こうして少しずつ課題をクリアして、ようやく出口が見えて来たのが本当に嬉しいです。そして、また日本に帰って日本語が使える環境に戻るのも密かに楽しみかなぁ(笑)最近日常は英語とスペイン語だけになっていますが、やっぱり日本語はストレスフリー、自分の細かい気持ちも全て表現できるって嬉しいですね☆

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11 Comments

  1. あまりの長さと煩雑さにめまいを感じています
    はるきさんの語学力と頭脳をもってしてもこんなに難しいのですね!
    アメリカにいた時、いろいろ聞きましたが年々難しくなっているのでし
    ょうね。
    英語とフランス語(高校?)は分かりましたが、スペイン語は何時からお初めになったんでしょう?ダンナさまとは南米で知り合われたのですか?なれ初めもうかがいたいわ〜
    右の上着もブルーのドレスも、はるきさんに似合いそうです

  2. きょう、弁護士事務所で会った依頼者が、
    息子夫婦がスペインで働いているとかいう人で、
    居住許可(?)がないと車も買えないんだってね。
    海外暮らしは大変そうです。
    福岡弁を早口でやられると理解不能だけど、
    また日本語だから助かるのかもね。

  3. 海外で生活するって大変なんだね・・・
    旅行しか行ったことないから、ピザとか取ったことないのだけど、
    それを着実にこなしているHarukiちゃんを尊敬します

  4. プリンさん
    >英語とフランス語(高校?)は分かりましたが、スペイン語は何時からお初めになったんでしょう?
    えー、大学4年の時にちらっとラジオ講座で勉強して挫折しました(笑)
    その後は会社で1年弱勉強しました。
    私の仕事の担当が中南米をカバーしていたので、少しスペイン語ができた方が良いという理由で、上司が許可してくれたんです
    でも、通常業務をこなしながらの語学はしんどかったですね〜〜。
    そして、スペインについてから私のスペイン語は中南米のもので、スペインでは通じないことも発見しました。いたたた。。。
    >ダンナさまとは南米で知り合われたのですか?なれ初めもうかがいたいわ〜
    その辺りは昔の婚約した時の日記に書いてあるので、もし良かったら読んでみて下さいね。
    大した話でもないので恐縮ですが

  5. Goさん
    >居住許可(?)がないと車も買えないんだってね。
    そうですよー。結構制約は多いです。
    その居住許可というのがいくつかあって、外国人の場合は「労働ビザ」「学生ビザ」「家族ビザ」に別れています。
    これらのどれかがあれば居住許可になるわけですが、労働ビザ取得は最低半年かかります。
    日本の企業から駐在で行くという場合は、役職によっては早くて3ヶ月くらいで手続きが終わりますが、個人が仕事を探していくような場合は2−3年かかることもしばしば。本当に厄介です。
    日本人の友人夫婦の場合は、旦那さん(指圧師)が労働ビザを取るのに2年費やし、現地の人が手伝ったにも関わらず、「スペイン人でも指圧くらいできる」という理由で何度か却下されました。
    最終的には弁護士に頼み、その弁護士が「空手の教授」と書いたから許可が下りたとか。。。メチャクチャです(笑)
    ちなみに、奥さんは比較的簡単に家族ビザを取得できましたが、2年に一度「離婚していないかどうか」をチェックされるとか。これまた面倒です
    あと、「労働ビザ」を取得した人の家族は「家族ビザ」があっても仕事ができないみたいです。
    私はスペイン人と結婚して家族ビザを取得するので、そのまま仕事ができるとか何とか。
    移民が多いから対応も大変なのかも知れませんが、いろいろ差別がありますねぇ。
    そういう状況で頑張ってこっちに住んでいる外国人には本当に脱帽です

  6. >ダンナさまとは南米で知り合われたのですか?なれ初めもうかがいたいわ〜
    引用先を読んだけどどこに書いてあるのやら?
    実はずっと気になってました。
    それはさておき、ついに動き出す、って感じだね。
    結婚して、久々にリフレッシュ(?)で日本に帰国して、
    さらには働き出せて。
    しばらく充電期間だったはずだからちょうどパワーもたまっているかな。
    ひとまずは日本帰国をお待ちしております。
    また機会を作って会いましょう!

  7. あいちゃん
    スペインは移民が急増しているから、対応が追いついていないのが実情なの。
    だから、すごーーーーく対応が悪いこともあるけれど、この2年半の間に随分改善しているとも感じています☆(そして値段も上がっている・笑)
    あと、時々「もうヤダー!!」って投げ出したくなったんだけど、今振り返ると、大学や会社のように良い人達に囲まれ、名前や地位がモノを言い、、、っていう環境から出て、何か社会の末端の人達の気分を味わったのも良い経験だったのかもしれないよ

  8. ヨッシー
    >>ダンナさまとは南米で知り合われたのですか?なれ初めもうかがいたいわ〜
    >引用先を読んだけどどこに書いてあるのやら?
    >実はずっと気になってました。
    そ、そう。。。?
    「コスタリカで知り合って」しかなかったかぁ。
    コスタリカは正確には中米だから、実は南米で知り合ったわけではないんだけどね。
    ま、同じ環境団体に所属していて、彼がスイスの大学で仕事、私が日本の大学で仕事をしていたって感じかな。
    ま、大した話ではないんだけどね。
    うん、ついに働きだすって感じです。
    ただ、今までは仕事から離れることに「倦怠感?」みたいなものを感じていたんだけど、今は適度にリフレッシュしているので、もうちょっと仕事始めるのが後でもいいかな〜、なんて(笑)
    >ひとまずは日本帰国をお待ちしております。
    >また機会を作って会いましょう!
    どうもありがとう!!
    ただ、実は今回は親戚巡りやら家族旅行やらが入り、東京にいる期間がすごく短い上に、滅多に来られない彼の友人やホストファミリーを訪ねるのがメインになってしまって。。。
    調整つくか検討するけど、会えない場合は許してちょうだい

  9. 了解なりよ。
    その代わり、会えなかったらオリーブオイルいっぱい送ってね。
    なーんてね

  10. ヨッシー
    すっかりオリーブとオリーブオイルの運び屋となりました(笑)
    今日もちょうど結婚式の写真を受け取りに行って、その帰りにオリーブを買って来た所だよ。奇遇ですなぁ
    そうそう、東京で一日中過ごせる日が、東京ディズニーランド(って千葉だね・笑)もいれてたった2日間しかないことに気付いたよ。
    後は移動のみ。。。北海道、金沢、群馬、茨城、静岡、名古屋に行くから仕方ないんだけど。。。でも移動ばっかりだ。。。

  11. すごいな、それ。
    日本人でもなかなかそんなに回る人いないよね。
    でも親戚は大事にしないと。
    移動疲れもなんのそので頑張ってくるのだぞ