Haruki's way

〜スペイン・この不可思議な国〜

ピクニックの薦め

友人とのピクニック。テーブルクロスを準備してくれる辺りが、やっぱり素敵です。

友人とのピクニック。テーブルクロスを準備してくれる辺りが、やっぱり素敵です。

マドリッドでは、4月下旬から6月上旬にかけては、暑くもなく寒くもない気持ちの良い週末がよくあり、友人と近くの公園でピクニックをする機会がたまにあります。平日は仕事や家事に追われている私達も、友人とのんびり過ごせ、子供ものびのび遊ばせられるピクニックタイムが大好きです。

子供が生まれる前も時々ピクニックはしていたものの、長女が生まれてからはこの頻度が増えました。さらには夫が趣味でビールを造る為、ビール仲間と年一回開催されるピクニックまで追加され、色々な性格のピクニックが増えるようになりました。それぞれのグループに個性があって面白いです。

話をしたり、ちょっとしたスポーツをしたりするだけですが、とても幸せなひと時です。

話をしたり、ちょっとしたスポーツをしたりするだけですが、とても幸せなひと時です。

長女が1歳半位の時に初めて娘とピクニックをしました。その際、初めて彼女におにぎりを作った所、彼女の中では「おにぎり=ピクニック」となり、外にお弁当を持っていくならおにぎりが入っていなければいけないと思うように。私にお手伝いさんのことを話しながら、「だって、おにぎりの作り方も知らないんだもん。」と娘が言った時に、子供にとって日本とスペインの差はほとんどないんだなぁ、と改めて実感させられたことを思い出します。

娘が2歳位の時。このように、お手伝いさん同士でピクニックを計画していたこともありました。

娘が2歳位の時。このように、お手伝いさん同士でピクニックを計画していたこともありました。

ピクニックの良い点は、忙しい日常から離れてのんびりと流れる時間に身を浸すことで心身をリフレッシュできること、友人達とゆっくり会えること、どんな年代の人がいても臨機応変に対応でき、皆が楽しめることだと思います。実際、長男が2ヶ月半位、長女が2歳4ヶ月の頃に2−3回ピクニックをしましたが、皆でゆっくり外で食事をし、人の目をあまり気にせずに息子に授乳ができ、娘はアスレチックジムで沢山遊べ、子供達のお昼寝の時間も確保でき、色々な人と知り合い・・・と、私にとっては本当にくつろぎの時間となりました。

お昼寝中の息子と、親子セットの帽子。日本のお友達がオーダーしてくれたもので、親子三人で着けるとなかなか統一感があって面白かったです。

お昼寝中の息子と、親子セットの帽子。日本のお友達がオーダーしてくれたもので、親子三人で着けるとなかなか統一感があって面白かったです。

今年に入ってからは、レティーロ公園で2回ピクニックをしましたが、これは両方とも夫が海外出張でいない時でした。私が子供二人を連れて移動しなければならず、それなりに準備も大変でしたが、えいやと家を出れば一緒に子供達はいつも遊び相手を見つけて楽しんでくれますし、私も久々に会う友人と話が弾んだり、新たな人達と知り合ったり・・・と、行って良かったと思える遠出でした。

もちろん、家事をこなさずにピクニックはできないので、時には子供が寝てから夜遅くに一人で掃除や洗濯、繕い物や料理をすることもあり、週末を終えて平日より疲れていた・・・なんてこともたまにあります。それでも、ピクニックに誘われると、夫も私も無理をしてでも参加し、夜中まで起きてピクニック料理を作る傾向があります。最近では、もう少し上手な手抜きをしようという気持ちもありますが、改めて、全く性格の違う夫と私が実は似た者同士なんだと意識する機会にもなっています。

スペインでは、一般的には日本ほど凝った素敵なお弁当を作るということはなく、ある人はトルティーヤ(スペイン風オムレツ)、ある人は鶏の唐揚げ、ある人はパスタのサラダと言った感じでかなりシンプルです。私達はキッシュやスパイスの入ったお肉を詰めたミニ春巻きのようなもの、ウェリントンパイを作ったりすることが多い為、そういうスペイン一色の中ではオリジナリティがあるようで、持って行くとすぐなくなります。ちょっと嬉しいですね。

男の手料理風??なスペインの一般的なピクニック料理。

男の手料理風??なスペインの一般的なピクニック料理。

今年はマドリッド市の祝日であるサン・イシドロ(San Isidro)という聖人の日に、有名なPradera de San Isidroという場所に行ってピクニックをしてきました。ものすごい人混みで、しかも私一人で子供二人を連れて行ったこともあり、帰宅した時にはヘトヘトでしたが、これだけ沢山の人達がピクニックを楽しんでいるのを見るのは圧巻でした。

この人混みには圧倒されます。

この人混みには圧倒されます。

伝統的なchulapo (女性の場合はchulapa)の衣装を着た人達があちこちで見られます。

伝統的なchulapo (女性の場合はchulapa)の衣装を着た人達があちこちで見られます。

子供達もちょっとした変装を。

このピクニック熱、熱と思っていましたがかなり長い間続きそうです。皆さんも、ちょっと日常から離れてピクニックを家族や友人と計画してみませんか?

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2 Comments

  1. 素敵なレポート、ありがとうございます!
    旅が好きで、実際その国で生活されている方の話しは興味深く
    その中でもHaruki-sanは背景や歴史なんかもよく調べた上で
    レポートして下さるので分かりやすく、楽しみに拝見しております。

    私もピクニック、アウトドア活動は私も大好きです。まして写真のようなお天気に
    恵まれれば外へ飛び出していきたくなります。日頃、都会の殺伐とした環境でのOFF
    は太陽の下で数時間過ごすだけでもスッキリします、不思議と、、!

    お陰さまで都内は公園もかなり存在し駅からも徒歩圏内にありますから、手軽に気分転換に
    利用できています。海外旅行中でも、ランチなんかはデリでちょっとしたものを
    購入して公園で食べることも。人間ウォッチングを楽しんで国民性を知ったり、ついつい
    長居してしまうことも。。

    ぜひぜひまた機会ありましたらスペインらしいお話しを聴かせて頂けたらと思います。
    お忙しい毎日かと思いますがどうぞお身体を大事に楽しい夏をお過ごしください。

    • Pippiさん

      コメントありがとうございます。
      Pippiさんも外に出て過ごされたりするんですね!
      私が都内に住んでいた頃は、喫茶店でコーヒーを飲みながらということはありましたが、そんな時間を作ろうとしないまま時間が過ぎてしまったように思います。。。

      6月に日本に一時帰国して、日本でも外でゆったりとくつろげる場所が増えたことに驚きました。
      子供を連れていると見るものが変わるせいかも知れませんが、改めて日本の良さを実感した旅でした。

      これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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