Haruki's way

〜スペイン・この不可思議な国〜

Telva

2011年に読んだTelvaの表紙。

2011年に読んだTelvaの表紙。

日本にいた頃、特に私は毎月ファッション雑誌を買ったりすることはありませんでした。好きだった雑誌は「ヴァンテーヌ(Vingtaine)」でしたが、出版社の婦人画報社が買収されてから、雑誌が少しずつ自分の好みから外れていったように思います。(2007年で休刊となったとその後知りました。)

特に雑誌を熱心に買うタイプでもなかった私ですが、最近密かに気に入っている雑誌があります。それが、スペインのファッション雑誌「Telva」です。marie claire、Vanity Fair等のファッション雑誌と似ていると言ったら傾向が分かりやすいかもしれません。来年創刊50年を迎える老舗雑誌で、登場した人の中には、オードリー・ヘップバーン、ペネロペ・クルス、シンディー・クロフォードといった女優もいます。また、この雑誌の賞Telva賞を受賞した人の中には、ヴェルサーチ、ヴァレンティーノ、アルマーニ、マーク・ジェイコブズといった有名なデザイナーも沢山います。雑誌の全てが全て良いという訳でもないですが、色々な情報がコンパクトにまとまっていて、他のファッション雑誌とは一線を画している感があり、なかなか読み応えを感じています。

これも2011年の一つ。

これも2011年の一つ。

まず、ファッション雑誌なので、もちろん色々なファッション情報が載っています。が、日本の一般的な雑誌と違うのは、「着回しコーディネート」「TPOに合わせたコーディネート」といった部分がほとんどなく、一ブランドにつき1〜3種類の美しい写真が並ぶのみ。(時には不思議なファッションも・・・。)そして、そういうブランドも、Giorgio Armani、Loewe、Chanel、Vuitton、Missoni、Ralph Lauren、Dolce&Gabbana等が主流。実用的な着回しを学ぶより、極上の美しい物を見て審美眼を鍛えるということでしょうか。

また、ブランドでも、日本ではほとんど知られていないものも多数あります。アクセサリーで最近良いと思うのはAristocrazy、洋服ではCarolina Herrera、Joaquin Trias、Intimissimi、Almatrichi等がよく出ています。

ファッションの話ばかりになりましたが・・・。この雑誌で私が一番良いと思うのは、内容がファッションやコスメ一辺倒ではなく、有名な政治家との対話、お薦めの本、映画が充実していること、そして、人間関係の問題(職場、夫婦間等)を専門家の目から捉えたコラムがあることです。いわゆる毒吐きで終わらないのが良いですね。一般的なファッション雑誌で、イスラエルの元首相との対談を入れて中東の問題について論じたり、汚職容疑で地位を追われた政治家のその後について話したりすることは、日本ではあまりないのではと思います。また、ハリウッドの俳優のインタビューも面白いですし、ここで見つけた本で気に入ったものもいくつかありました。

最新号の表紙。

最新号の表紙。

毎月刊行のこの雑誌、A5サイズのものは2ユーロ弱で買えてかなりお得です。興味のある方は是非どうぞ。写真を見ているだけでもかなり楽しめますよ。

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