Haruki's way

〜スペイン・この不可思議な国〜

日焼け

テラスに出てゆっくりする女性。ちょっとアンニュイです。

テラスに出てゆっくりする女性。ちょっとアンニュイです。

今、スペインは猛烈に暑いです。既に気温35度。でも湿度は20%前後なので、日陰に入れば結構平気。風が心地良いです。

ヨーロッパでは、日焼けしているのが健康な証拠とばかりに、かなりの人が日焼けをしようと頑張ります。美術館の出入口の階段や、公園の芝生の上、ビーチ等ではスペインの過酷な陽射しの下、昼寝をしたり本を読んだり、中には何もしないでただ座っている人も見かけます。日本の常識からすると考えられない焼きっぷり。。。スペイン人曰く、頑張って焼く人の大多数は北欧かイギリスの人で、スペイン人があまり外出したがらない魔の午後二時に外にいる為、後で熱中症になるとか。

日本から来た私としては、健康的に見せる為に率先して日焼けをするのには違和感を感じます。スペインの陽射しは日本とは比べ物にならない位強いのに、どうしてそこまで焼きたがるの??と思わずにはいられません。でも、こっちに来てだいぶ時間が経ったせいかもしれませんが、日本人の女性観光客が帽子、長袖、長ズボン、更には手袋までつけて行動しているのにもそれはそれで違和感を感じます。

日本では「紫外線は有害なもの」とされて極力避けられていますが、陽の光は皆を元気にしてくれるとスペインで実感。ちょっと位浴びた方が気分が晴れ晴れとする気がしています。これだけ真っ青な空と、緑の木々と、キラキラした陽射しを見て、心がウキウキしないのかしら、と。

肌のシミ/皺を予防するためには大事なこととは言うけれど、その為だけに日陰だけ歩き、夏でも手袋をはめ、空を見ないように生活するのは、何となく感性が錆びれる気がしてなりません。

健康に気を配って生活をしながら、気を配り過ぎて自分を縛って生活するような、そんなパラドックスを「紫外線はお肌の敵」に感じる今日この頃。

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2 Comments

  1. わかる。とてもよくわかる。太陽の力は偉大です。私はかならず日の当たる場所を歩きます。いまだかつて熱中症になったことはない。ともかく、スペインの日差しを浴びてイキイキしてるはるきが目に浮かんでうれしいよ。そろそろひまわりの季節だねー。

  2. >たまき
    たまきと太陽はすごく相性がいい気がするよ!ラクロスやってた頃の元気そうなたまきを思い出します。(今もやってる?)
    たまきの日記ほどコミカルで楽しいものはないと思っていたけど、その秘訣は太陽だったのねー(笑)